【調査リリース】 オリジナルTシャツ利用シーン調査

〜4割以上が「学園祭・文化祭・体育祭」で着用〜
30代女性が最も活用、世代を超えた思い出作りに
50代以上は「イベント・ライブ」での利用が顕著に

■ 調査結果サマリー

当社が実施したオリジナルTシャツの利用シーンに関する調査において、最も多かった着用シーンは「学園祭・文化祭・体育祭」で41.4%(70件)と、全体の4割以上を占める結果となりました。2位は「部活・サークル・スポーツチーム」で18.3%(31件)、3位は「会社・アルバイト先のユニフォーム」で15.4%(26件)となり、仲間との絆を深める場面でオリジナルTシャツが活用されていることが明らかになりました。

属性別の分析では、回答者の61.1%が女性で、年齢層では30代が35.7%と最多でした。興味深いことに、30代女性の59.0%が学園祭・文化祭・体育祭でオリジナルTシャツを着用した経験があり、青春時代の思い出が色濃く残っていることが窺えます。一方、50代以上では「イベント・ライブ・フェス」の利用が22.2%と他の年代より高く、エンターテインメントシーンでの活用が広がっていることがわかりました。

■ 調査結果詳細

【質問内容】

「オリジナルTシャツを着用したのは、どんなシーンでしたか?」(複数回答可)

【回答結果】利用シーン別(n=169件)

順位利用シーン回答数割合
1位学園祭・文化祭・体育祭70件41.4%
2位部活・サークル・スポーツチーム31件18.3%
3位会社・アルバイト先のユニフォーム26件15.4%
4位イベント・ライブ・フェス20件11.8%
5位推し活・ファングッズ9件5.3%
6位友達や家族からもらった7件4.1%
7位その他6件3.6%

【回答者属性】(n=126名)

年齢層回答者数(割合)
30代45名(35.7%)
50代以上32名(25.4%)
40代29名(23.0%)
20代20名(15.9%)
性別回答者数(割合)
女性77名(61.1%)
男性45名(35.7%)
その他/回答しない4名(3.2%)

■ 調査結果から見えたポイント

◆ 学生生活の思い出が最も強く残る「学園祭・文化祭・体育祭」

全体の41.4%が「学園祭・文化祭・体育祭」でオリジナルTシャツを着用しており、クラスや実行委員会などのチームで一致団結して取り組むイベントの記憶が、多くの人々の心に強く残っていることがわかりました。特に30代では59.0%と圧倒的に高く、学生時代の思い出が鮮明に保たれていることが窺えます。オリジナルTシャツは単なる衣服を超え、青春の象徴として機能していると言えるでしょう。

◆ 女性が主導するオリジナルTシャツ文化

回答者の61.1%が女性で、女性のうち46.7%が「学園祭・文化祭・体育祭」、21.9%が「部活・サークル・スポーツチーム」でオリジナルTシャツを着用した経験があります。一方、男性は「イベント・ライブ・フェス」での利用が21.7%と女性(8.6%)より高く、エンターテインメントシーンでの活用に男女差が見られました。女性はチーム活動での思い出作り、男性はイベント参加の記念として、それぞれ異なる形でオリジナルTシャツを楽しんでいることがわかります。

◆ 世代による利用シーンの多様性

年齢層別に見ると、興味深い傾向が浮かび上がりました。

  • 20代・30代は「学園祭・文化祭・体育祭」が最多(20代:44.1%、30代:59.0%)
  • 40代は「学園祭・文化祭・体育祭」(39.5%)に加え、「イベント・ライブ・フェス」(18.4%)も顕著
  • 50代以上は「会社・アルバイト先のユニフォーム」(25.0%)が最多で、「イベント・ライブ・フェス」(22.2%)も高い

若い世代は学生時代の思い出が中心である一方、50代以上は職場やエンターテインメントシーンでの利用が目立ちます。これは、人生のステージに応じてオリジナルTシャツの活用シーンが変化していることを示しており、世代を超えて幅広く親しまれているアイテムであることがわかります。

◆ 新しい利用シーンの台頭

「イベント・ライブ・フェス」が11.8%、「推し活・ファングッズ」が5.3%と、近年のエンターテインメントやファン文化の広がりを反映した利用も見られます。特に50代以上の男性における「イベント・ライブ・フェス」の利用が顕著で、アクティブシニア層の新しいライフスタイルが垣間見えます。オリジナルTシャツは、伝統的な学校行事や職場だけでなく、多様化するライフスタイルに合わせて進化し続けていると言えるでしょう。

■ まとめ

今回の調査から、オリジナルTシャツは世代・性別を超えて、人々の大切な思い出や絆を形にする特別なアイテムとして活用されていることが明らかになりました。

30代女性を中心に、学園祭や文化祭での思い出が色濃く残っている一方で、50代以上では職場やイベントでの利用が広がり、人生の各ステージでオリジナルTシャツが異なる役割を果たしています。女性はチーム活動での思い出作りに、男性はイベント参加の記念として、それぞれの楽しみ方でオリジナルTシャツを活用しているのです。

オリジナルTシャツは単なるファッションアイテムではなく、「共通の目標に向かって頑張った証」「一緒に過ごした時間の記憶」として、年齢や性別に関わらず、多くの人々の人生に彩りを添える存在となっています。

■ 調査概要

調査対象オリジナルTシャツ着用経験者
有効回答数126名(複数回答含む総回答数169件)
調査期間2025年
調査方法アンケート調査(複数回答可)