今、話題のDTF(Direct to Film)Tシャツプリントについて!

DTF(Direct to Film)Tシャツプリントは、デジタルプリント技術の一種であり、Tシャツに直接インクプリントするのではなく、
専用のフィルムに印刷し、転写してプリントする方法です。

DTFプリントは小ロットからでも効率的に行えるため、イベントの記念品やプロモーション用途に適しています。

DTF Tシャツプリントは、高画質かつカラフルなデザインが可能であり、柔軟性に富んだプリント技術として広く用いられています。とくに濃色のボディー(黒や青など)はインクジェット印刷ですとボデイー色に干渉することがあります。そちらを避けるためにもDTFプリントは非常に有効です。


NICE TシャツでのDTFプリントの手順を紹介します。

デザインの準備 (Design Preparation)

最初に、Tシャツに印刷するデザインを準備します。デザインは最終的にデジタル形式で作成される必要がありますが手書きのデザインでも印刷することが出来ます。(手書きの細い線はインクジェットのが表現力が高いです。) 一般的に、高解像度(300dpi)の画像やベクターデザインが使用されます。カラフルなイラストや複雑なグラデーションもDTFプリントに適しています。
ただし、透過などは表現できないので注意が必要です。

フィルムの作成 (Film Creation)

次に、準備したデザインをTシャツに転写するためのフィルムを作成します。フィルムには、デザインの色ごとに対応した透明な層が含まれます。このフィルムは、Tシャツにインクを転写するための重要な要素です。プリンターでフィルムに印刷した後に専用のパウダーを振り、ベイキングして定着させます。

Tシャツの準備 (T-Shirt Preparation)

プリントするTシャツを準備します。Tシャツの素材や色によって、インクジェットの場合はインクの発色や風合いが異なることがありますが、DTFプリントはボディーカラーに依存しないので、様々な色のTシャツボディーでプリントすることが出来ます。また、Tシャツの表面を平坦にしてプリントの均一性を保つことも重要です。

インクの転写 (Ink Transfer)

フィルムとTシャツを専用のDTFプリンターにセットし、インクを直接フィルムからTシャツに転写します。このプロセスにより、デザインがTシャツに高品質で正確に再現されます。

インクの固定 (Ink Curing)

Tシャツに転写されたインクを固定します。一般的には熱圧転写や熱風でインクを乾燥・固定させる方法が用いられます。これにより、洗濯や摩擦によってインクが剥がれるのを防ぎ、長持ちするプリントを実現します。

品質チェックと仕上げ (Quality Check and Finishing)

プリントされたTシャツを品質チェックし、デザインが正確かつ均一であることを確認します。必要に応じて、不備のある部分を修正したり、アフターケアを行ったりします。

納品 (Delivery)

完成したTシャツをA4の大きさにたたみ、OPP袋に袋詰します。(NICE TシャツではDTF印刷をご希望の方はOPP袋詰をサービスしています)。在庫状況にもよりますが1週間ほどで出荷できます。

ナイスTシャツ オリジナルプリント売れ筋商品